ご挨拶


 私たちシンク・ラボラトリーは、これまで、社名の由来の通り、考えること「THINK」で、世の中にない新しい製品を創りだしてきました。創業当初から製造しているグラビア製版装置は、全国の多くのお客様、海外のお客様に導入していただいております。グラビア印刷は、多種多様な基材へ高速に高画質で印刷できる方式として、特に食品包装の印刷で日本のほか多くの国で使用されております。印刷分野の中で、包装の分野は世界的には、ますます需要が増える分野になっております。
 
 レーザー製版とロボットによるシリンダ搬送を組み合わせた当社の製版装置「NewFXシリーズ」は、生産性や高画質化で従来の方式と差別化し、累計100セット以上出荷しております。このシステムは高線数や浅版の製版が必要な水性インキを使用するグラビア印刷に最適なシステムになっており、さらに年々改良が加えられ進化しております。また、自動検査装置ともインラインで組み合わせることでさらなる省力化を図ることができます。
 
 また、レーザーグラビア製版の技術を元に、電子部品の印刷用シリンダの製造や、クロムメッキより耐摩耗性の高いDLCコーティングのシリンダへの利用など、いろいろな分野でグラビア製版技術の応用事例を増やし、グラビア印刷の可能性を広げていきます。
 
 昨今の印刷の多品種・小ロット化、短納期化への対応、オペレータ不足の問題解決手段として、軟包装用水性インクジェット印刷機を世界に先駆けて開発しました。当社の臭気のない水性インクを使ったインクジェット印刷機は、1100mmという幅広の市販のフイルム基材にプライマー処理なしで1200dpiという高解像で印刷することができます。

 本社内にある「BMF」(ビジネスモデルファクトリー)と呼ばれるフロアには、水性インクジェット印刷機「FXIJ」のほか、ノンソルラミネータ、スリッタ、製袋機などを揃え、印刷から後加工まで実際の包装の製造を、最小限の設備構成で一気通貫で製造するとところを見ることができます。版を使用しないデジタル印刷は、従来の枠にとらわれない新しい分野であり、その可能性が広がっています。そのほかにも、機械部品加工、水性インク製造など、社内で設備を持つことで、コストの削減と、商品の品質向上、改良のサイクルを短くすることを実践しています。シンク・ラボラトリーは、これからも革新的なことに挑戦し、社会に貢献してまいります。


株式会社シンク・ラボラトリー
 代表取締役 重田 核

会社概要/沿革

会社概要
社名 株式会社 シンク・ラボラトリー
設立 昭和41年11月1日
資本金 4,725万円
所在地 【本社工場】
〒277-0861
千葉県柏市高田 1201-11
TEL 04-7143-6760(代表)
FAX 04-7146-0566

【第二工場】
〒277-0872
千葉県柏市十余二 610-1
TEL 04-7147-8687

【大阪工場】
〒578-0921
大阪府東大阪市水走3-9-41
TEL 072-961-4020
FAX 0729-61-4019
従業員 140名
業務内容 ・「New FX」自動レーザーグラビア製版システムの開発、設計、製作、販売
・上記装置で使用する感光液その他消耗薬剤の開発、製造、販売
・電子部品用微細印刷・成形ロールの製作、販売
・水性インクジェット印刷機の製作、販売
事業部門 【プランニング】国内、海外の各種システム提案
【加工】大型工作機械による部品加工
【組立】機械組立、据付メンテナンス
【電気】ソフトウェア、ロボット関連
【設計】装置設計、新規装置開発
【開発】グラビア関連薬品開発
【資材】関連資材調達、部品管理
【総務/経理】社員管理、財務管理
役員 会長    重田 龍男
代表取締役 重田 核
取締役   菅原 申太郎
取締役   山口 満
執行役員  森崎 良太
執行役員  高橋 永治
執行役員  山上 悦二
執行役員  山田 貴之
執行役員  千葉 隆永
監査役   長妻 和男
取引銀行 三菱UFJ銀行   柏支店
三井住友銀行    柏支店
みずほ銀行     柏支店
千葉銀行      柏西口支店
納入先 国内外 38か国 250社
沿革
1966年
(昭和41年)
東京都品川区大崎で株式会社 シンク・ラボラトリー設立。
1970年
(昭和45年)
千葉県柏市に移転。
1977年
(昭和52年)
グラビア製版装置『System77』発売。
1982年
(昭和57年)
DRUPA初出展。天井走行型クレーンを使用した『ブーメラン』を展示。
1983年
(昭和58年)
レーザ直描方式のダイレクトグラビア製版装置
『LaserStream』を発表。
1990年
(平成2年)
本社を現在の場所に移転(柏市高田)。旧本社を第2工場に変更。
2002年
(平成14年)
大阪工場(東大阪市)を設置。関西地区へのサービス拡充。
2003年
(平成15年)
830nm半導体レーザを搭載した『レーザーストリームFX』発売。
2006年
(平成18年)
SamsungSDI社向けにプラズマディスプレイ電極を印刷するグラビア版を供給。
2010年
(平成22年)
ロボットによるシリンダ搬送で設置面積を半分にした『NewFX』を発表。
2016年
(平成28年)
軟包装用水性インクジェット印刷機『FXIJ』発表。

アクセス

本社工場(〒277-0861 千葉県柏市高田 1201-11)
アクセス-本社工場

■お車をご利用の場合 常磐自動車道【柏IC】より約10分
■電車をご利用の場合
①つくばエクスプレス【流山おおたかの森駅】よりタクシーで約10分
②つくばエクスプレス【柏の葉キャンパス駅】西口よりバス、もしくはタクシーで約10分
※バス:柏駅西口行き、[金属工業団地前]下車すぐ
③JR【柏駅】西口ターミナルよりバス、もしくはタクシーで約10分
※バス:柏の葉公園行き/国立がんセンター行き/柏の葉キャンパス駅行き、[金属工業団地前]下車すぐ

大阪工場(〒578-0921 大阪府東大阪市水走3-9-41)
アクセス-大阪工場

■お車をご利用の場合
阪神高速13号東大阪線【水走IC】より約10分

■電車をご利用の場合
近鉄けいはんな線【吉田駅】より徒歩8分(約650m)

環境への取り組み

企業情報-環境への取り組み

これまで、環境改善と自動化をテーマに研究開発、システム製作を行い、多くの企業様とのコラボレーションも展開して参りました。

その結果として、グラビア製版装置New FXシリーズの製造をはじめ、グラビア応用による精密印刷・成形ロールでは電子部品、MLCC等への活用や、紙幣への偽造防止、メディカル関連まで幅広く活用され、使用インク量を20%削減する技術改善が実現出来ております。

企業情報-環境への取り組み

さらに、最新の高速画像処理ソフトと合わせて、版レス、小ロット対応を実現した水性インクジェットプリンターFXIJの展開が本格スタートにより、飛躍的な安全性と作業環境の快適性に注目を集めています。

工場屋上には屋上ソーラーパネルを設置して、自然エネルギー利用の取り組みをしております。

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